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想い想われ歪なカタチ
第6章 6
探し始めてもう、半月近い日数が過ぎようとしている。
もし、あいつがそれなりの手金を隠し持っていたとしても、
とっくに使い切っているころだ。
伊吹が一人で、これだけの過ごすのはまず無理 ってことは間違いなく
誰か協力者が居るんじゃ・・・。
一体、誰なんだ?そいつは。
・・・そいつは男じゃねーよな?
俺から離れて、俺の知らないところで、俺の知らない誰かと 一緒にいるのか?
あの髪に、あの肌に、 そいつは触れたんじゃ――
――――だめだ!やめろ。考えすぎだ。何を考えてるんだ?俺は。
自分の思考にブレーキをかける。
どうやら、もう完全に 焦りの檻の中にいるらしい。
ハンドルを握る手の中が汗でべとつく。
喉の渇きに似た違和感が、口内の奥で空回りしている。
蹴り上げたい衝動を抑えて、右足の先で少し強く、アクセルを踏んだ。
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