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誘蛾灯
第1章 触れるな危険
 小五の時看護婦さんに誉めてもらった自慢のチンポは三年経って更に大きく硬く黒くなっている。棹には蛇の様に太い血管がボコボコと浮かんでいる。何より自慢なのは病気なのではと心配になる程肥大した亀頭だ。大きく張った雁首は誰にも負けない自信がある。
 「すごい。こんなの見た事ない。」
 感嘆の溜め息を付きながら唇を寄せようとするのを慌てて止める。フェラチオが嫌なのではない。その前にしたい事があるのだ。
 芳子姉ちゃんを跪いたまま抱き寄せ上から顔を近付ける。何をしたいのか察した両手が優しく俺の頬を挟み目を閉じる。俺の乾いた唇がさっきまで喘ぎ声を上げていたしっとり潤んだ唇に重なる。これが俺のファーストキスだ。もう他人のものだと知っててもやはりファーストキスは大好きだった芳子姉ちゃんとしたかった。耳年増のクラスメート達はリップクリームは必需品だの顔は何度傾けるだのと蘊蓄なんのか都市伝説なのか判らない情報をやいやい言い合っていたが経験者として一言だけ言おう。キスは気持ちがいい! 
 この世の真理の一つを実証して幸せな俺の唇を何かがそっとノックする。唇はくっついたままだし指が間に入ってきたわけでもない。もう一度ノックされると今度は左右に撫でられる。舌?それしか考えるられない。芳子姉ちゃんの舌がキスしながら俺の唇を舐めてる。なんなんだ?これは?困惑の中、息苦しくなって少し口の力を緩めるとその瞬間を狙って舌が口の中に侵入してきた。歯をなぞり、歯茎を叩き、口蓋を這う。ディープキス。そんな単語が思い出される。突然の奇襲攻撃に驚き奥に逃亡していた舌が侵入者に捕まった。ミントの薫りがする侵入者は舌を絡めとり蹂躙する。
 男として一方的に責め立てられてそのままでいいのか?否!断じて否だ。俺は侵入者に逆に絡み付き責め立てるが慣れない行為だ。スルッと逃げられてしまう。逃がしてたまるか!今度はこっちが攻め入る番だ。芳子姉ちゃんの口の中に舌を差し込み先程されたお返しをする。歯をなぞり、歯茎を叩き、口蓋を這う。芳子姉ちゃんみたいな繊細な動きは出来ないが広くて分厚く長い舌を使って愚直に力をもって侵略する。そう、俺は侵入者ではなく侵略者だ。手先の交渉など不要。問答無用、力で屈伏させる。相手が初恋の人だろうが年上だろうが関係ない。男が女に負けるわけにはいかない。責めて攻めて口内を犯し尽くす。
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