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誘蛾灯
第4章 転落危険
 お陰様で書籍として本屋に並びそこそこの印税とエロDVDの原作使用料が入る様になった。
 先に言った通り美世子は俺の妻になり専業主婦をしている。結婚しても二人の合意でピルを使用し続けて子供は居ない。だって、女を取っ替え引っ替えする絶倫親父とその女達の前で平気で俺に跨がる淫乱母を二親に碌な人間に育つと思えない。
 咲子は四十路を前に痴漢を逮捕した時犯人にナイフで刺されてしまった。命に別状はなかったのだが左足に軽い障害が残り現場は無理になったので管理職に転向した。俺が喰わせてやると言ったのだが警察官が好きなのだと爽やかに笑われてしまって何も言えなくなった。
 初巳はヌードモデルとして引っ張り蛸だ。なにしろ顔もスタイルも良い上にどんな卑猥なポーズでも悦んでしてくれる。お陰でお触り、本番御断りでも撮影依頼は3ヶ月の予約待ちだ。中にはタブーを破って手を出そうとする馬鹿も居たが彼らは漏れなく現役警官直伝の護身術を修めた拳に歯を砕かれる事になった。無論監視カメラの映像で正当防衛が悉く成立し慰謝料をせしめている。
 芳子は900万円の借金を五年かけて綺麗に完済したが俺の元から離れようとせず便女として飼われている。家政婦は美世子が専業主婦になったのでクビにしたが昼間は中流企業で楽しそうに働いている。そうそう、芳子の元亭主と不倫相手。流石は超一流の探偵社だ。三日と待たずに所在が割れた。亭主には予定通り高額の生命保険に入って貰った上で鮪漁船に無期限で売り飛ばした。保険金が入ってこないところをみると未だ生きてはいるようだ。
 不倫相手は腹ボテだったのでマタニティヘルスで出産前日まで働かせ2ヶ月後からはソープランドに堕ちてもらった。無論二人とも慰謝料の名目で収入のは死なない程度残して振り込ませている。普通の慰謝料と違うのが上限が無い事だ。死ぬまで金を貢がせ死んだら保険金を受けとる。世の中にはこんな外道な事を専門にする弁護士も居るのだ。
 この二人から奪った金は2/3は俺の懐に、残りは本人には内緒で作った講座に入れてある。なにか面倒があってもこれがあれば食べていけるだろう。
 他の便女達だが古参の朱鷺子を筆頭に14人居る。この内の独身者9名は全員俺が住んでるマンションの13階にそれぞれ部屋を借りて住んでいる。13階の住人にはこの9人だけ。つまり、13階と最上階14階は俺の為のハーレムだ。
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