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誘蛾灯
第4章 転落危険
 反射的に謝るが当然ながら何が美世子の逆鱗に触れたのかは判っていない。口先だけの詫びに美世子の爪は反対の乳房を今度は上から下へ引っ掻く。
 「言ってごらんなさい!旦那様のチンポが誰の物だって?」
 あまりの剣幕に逃げようとするが羽交い締めにされた上髪を鷲掴みされては身動ぎすら儘ならない。
 「咲子や初巳が言うなら百歩譲って許してもいいわ。朱鷺子や芳子が言うなら一万歩譲って我慢しなくもない。」
 低い声でゆっくり告げられる言葉に鐙子は生唾を飲む。ヒステリックに叫ばれるより千倍怖い。鐙子を見下す目の奥に蒼白い鬼火が揺れてるようだ。
 「でもね、便女末席のお前が言うのは一億歩譲ったとしても許さない。いいわね!」
 「申し訳ございませんでした。奥様。」
 完全に格付けが出来てしまった。逆立ちしようが宙返りしようが奥様には絶対に勝てない、逆らえない。骨の髄まで刻み込まれた恐怖は一生涯かけての忠誠心にすげ変わる。
 「15番、舐めなさい。」
 美世子は艶然と微笑むと脚を開き便女達とは違い丁寧に手入れされた陰毛で飾られた股間を鐙子の顔に押し付ける。
 「奥様、失礼します。」
 ペロペロと舌を出して女主人のオマンコを舐め奉仕する鐙子に対して一気に興が冷める。今日はもうこいつの為に腰を振る気にはなれない。チンポを抜くと床で纏まって睦合っている便女たちの側により彼女たちの上に寝転がる。四人の便女を敷き布団にした俺の股間に近付いてきたのは美世子から解放された春花だった。
 「ご主人様鐙子がご無礼いてしました。申し訳ございませんでした。」
 土下座して詫びる春花は便女序列3席だ。筆頭の朱鷺子や次席の芳子を差し置いて詫びを入れるのは筋違いだが未だ「同級生」という柵を感じているのだろう。これも早めに断ち切るべきだな。
 「15番の事は気にするな。3番、お前のオマンコで鎮めてくれ。」
 敢えて二人を番号で呼んで格の差を認識させたつもりだが通じたろうか?
 「畏まりました。ご主人様。3番のオマンコをお使い下さい。」
 跪いて膝を広げKの花文字の下の秘裂を指で左右に開き愛液を滴らせチンポを待つ春花に四つん這いになるように命じてから立ち上がると布団になっていた便女の一人が素早く起き上がるとチンポを咥え唾液をまぶすと神具を捧げ持つ巫女の様に恭しく亀頭を春花のオマンコに導く。
 「アァ~ン!」
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