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誘蛾灯
第5章 語るな危険
 いかんな。愚痴の第二波がきそうだ。
 「一緒に出掛けるか?」
 機先を制して提案すると
 「動物園!」
 明るい声が応える。え?
 「夢華も居るのか?」
 「居るよ!オジサン!」
 どうやらスピーカーで二人で聞いてる様だ。それにしてもよく30分も母親の愚痴を黙って聞いてたな。
 「夢華は動物園に行きたいのか?」
 「だってあの日行けなかったから。」
 そうだった。土曜日動物園に出掛ける為に電車に乗った二人を催淫してホテルに連れ込んだんだったな。
 「これから行くか?」
 俺の提案に大はしゃぎの夢華の声をバックに美江も了承する。駅側のスーパーの駐車場で待ち合わせの約束をして電話を切った。
 約束の時間に広い駐車場をゆっくり車を走らせると隅の方に丈の短い水色のワンピースを着て幅広の帽子を被った美江とこちらも丈の短い黒いキュロットスカートに白のブラウスに身を包んだ夢華が立っていた。周りに人気はない。二人の横に車を停めて助手席の窓を開ける。
 「お待たせ。」
 声を掛けると挨拶も無しにドアを開けて夢華が助手席に乗り込んできた。
 「勝った!」
 嬉しそうに宣言するところをみると母親とどちらが俺の横に座るかで揉めていたようだ。
 「仕方ないわね。帰りはお母さんが助手席よ。」
 母娘とはいえチンポの前では同列の女だ。妙な火花が散っている。
 「今日は何時まで居れるんだ?」
 「あの人には動物園の後夕御飯食べてから映画観てくるって書き置きしておいたから午前様にならなければ平気よ。」
 「映画館ってベッドやお風呂が在る所か?」
 俺の問いに母娘はニッコリと微笑んだ。そうゆう事なら動物園なんかとっとと見て回ってホテ・・・じゃなくて映画館に行くとしよう。
 動物園に向かう道すがら信号待ちしながら夢華の方を見てある事に気づいた。
 「夢華。下着はどうした?」
 汗で身体に貼り付いた薄手のブラウスの胸元に小さなポッチが浮かんでいる。
 「暑いから着てないの。」
 惚けた口調で答える夢華にまさかと思いキュロットスカートの裾から手を差し込むと何に阻まれる事もなく濡れた恥丘に手が触れる。案の定ノーパンだった。
 「美江、お前もか?」
 バックミラー越しに後部座席を見ると美江はミニスカートの裾を持ち上げて見せる。俺が剃ってから二日。自分で無駄毛処理したのだろう。綺麗なパイパンが見え隠れする。
 
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