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誘蛾灯
第5章 語るな危険
周りの人間には見えないだろうが俺の目にはガラス越しに卑猥な股間が丸見えだ。
「見てみろ。美江のオマンコはどうなってる?」
「チンポを欲しがって涎を流してヒクヒクしてます。」
「誰のチンポが欲しんだ?」
「Kさんの、貴方の奥まで届くチンポで美江のオマンコを苛めて欲しいの。」
Kさん?ああ、そうだった。未だ二人に本名名乗ってなかったな。
「翔琉だ。」
唐突に始まった自己紹介に母娘が目をパチクリさせる。DNAというのは恐いもので驚いた時の二人の顔は瓜二つだ。
「西東翔琉。これからは翔琉と呼んでくれ。」
「はい。翔琉様。」
「え~っと、翔琉オジサン?」
ウム。名前付きでオジサンって呼ばれると気力をごっそり削られるな。いや、間違ってはない、間違ってはないのだが精神年齢もベッドでの体力年齢も17歳を自称している身としては・・・ね、判るよね?
動物園を一回りして満足した夢華は上機嫌だ。売店で買ってやったライオンのぬいぐるみを抱いてニコニコしている。こんな物でここまで喜んでくれるなら百でも二百でも買ってやろうという気になる。孫に甘々な爺さんの気持ちが判る気がする。
だが、俺の下半身は別人格だ。ホテルに向かって車を走らせる俺の胸中にはこの可愛い顔をベッドの上で泣き顔にするどす黒い欲望で溢れている。
今日の行き先はお馴染みのSMホテル、スレイブの巣、その一号館だ。俺が知るだけで県内に7館、近隣県に5館あるスレイブの巣の始まりの地でマニアからは聖地と呼ばれている。何年か前に他界した初代オーナーの自室が最上階にあるそうだが機会があるなら一度拝んでみたいものだ。
車で地下駐車場に入るとわざとエレベーターから一番遠い隅っこに停める。
エンジンが止まるのを確認してドアを開けようとする二人に待ったをかける。
「服を脱げ!」
何を言われたか理解出来なかったのだろう。キョトンとしている母娘に端的な言葉を投げ掛ける。
「ここで裸になれ!」
室内でなら当然裸になる。ラブホテルはそういう場所だからだ。でもここは駐車場だ。これからエレベーターまで歩いて行って一階のフロントでチェックインして部屋まで移動する。その少なくない時間を誰に見られるとも判らないのに裸で過ごす。二人が怖じ気付くのも仕方がない。が、俺に容赦する気はない。
「嫌なら歩いて帰れ!」
「見てみろ。美江のオマンコはどうなってる?」
「チンポを欲しがって涎を流してヒクヒクしてます。」
「誰のチンポが欲しんだ?」
「Kさんの、貴方の奥まで届くチンポで美江のオマンコを苛めて欲しいの。」
Kさん?ああ、そうだった。未だ二人に本名名乗ってなかったな。
「翔琉だ。」
唐突に始まった自己紹介に母娘が目をパチクリさせる。DNAというのは恐いもので驚いた時の二人の顔は瓜二つだ。
「西東翔琉。これからは翔琉と呼んでくれ。」
「はい。翔琉様。」
「え~っと、翔琉オジサン?」
ウム。名前付きでオジサンって呼ばれると気力をごっそり削られるな。いや、間違ってはない、間違ってはないのだが精神年齢もベッドでの体力年齢も17歳を自称している身としては・・・ね、判るよね?
動物園を一回りして満足した夢華は上機嫌だ。売店で買ってやったライオンのぬいぐるみを抱いてニコニコしている。こんな物でここまで喜んでくれるなら百でも二百でも買ってやろうという気になる。孫に甘々な爺さんの気持ちが判る気がする。
だが、俺の下半身は別人格だ。ホテルに向かって車を走らせる俺の胸中にはこの可愛い顔をベッドの上で泣き顔にするどす黒い欲望で溢れている。
今日の行き先はお馴染みのSMホテル、スレイブの巣、その一号館だ。俺が知るだけで県内に7館、近隣県に5館あるスレイブの巣の始まりの地でマニアからは聖地と呼ばれている。何年か前に他界した初代オーナーの自室が最上階にあるそうだが機会があるなら一度拝んでみたいものだ。
車で地下駐車場に入るとわざとエレベーターから一番遠い隅っこに停める。
エンジンが止まるのを確認してドアを開けようとする二人に待ったをかける。
「服を脱げ!」
何を言われたか理解出来なかったのだろう。キョトンとしている母娘に端的な言葉を投げ掛ける。
「ここで裸になれ!」
室内でなら当然裸になる。ラブホテルはそういう場所だからだ。でもここは駐車場だ。これからエレベーターまで歩いて行って一階のフロントでチェックインして部屋まで移動する。その少なくない時間を誰に見られるとも判らないのに裸で過ごす。二人が怖じ気付くのも仕方がない。が、俺に容赦する気はない。
「嫌なら歩いて帰れ!」