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誘蛾灯
第5章 語るな危険
 ぬいぐるみとはいえ第三者の目を意識したせいで羞恥心が首をもたげて身を捩り秘部を隠そうとするがそんなことは許さない。
 「ライオンさんだけじゃないぞ。皆夢華を見てるぞ。」
 シートの横のコンソールを操作するとBGMが走行音から喧騒に変わる。そして車窓も駅のホームにぎっしりと屯する朝の通勤ラッシュの画に変わる。何十何百何千という人が車内を覗き込んでいる。
 「アァ~ン、観られてるの?夢華の裸皆に観られてる!ダメなの!見ちゃダメ!」
 映像にいくら文句を言っても視線を逸らすわけがないのだが夢華は見ないでと懇願し続ける。
 「どうした美江。夢華が困ってるぞ。お前がサービスして夢華の方を見ないようにしてやらないか。」
 言われて美江は吊革に片手でぶら下がると大きく股をひらいて乳房を揉み出す。
 「皆さん、そんな子供の身体なんか見てないで大人の私で楽しんで下さい。ほら胸もオマンコも皆さんに見られたくて疼いてます。」
 吊革から手を離すと得意の乳首とクリトリスのオナニーを披露しはじめる。
 「アァ~ン皆さん見えますか?ここがこの子が出てきた穴です。どんな大きなチンポでも咥えれる厭らしいオマンコです。乳首は亭主とこの子に吸われ過ぎて真っ黒になっちゃいましたけど感度はいいんです。子供のお豆みたいなのより大人のクリクリした乳首の方が好きですよね?」
 美江としては夢華に集まる視線を奪おうと厭らしい大人アピールに精一杯のようだが夢華にとっては子供子供と馬鹿にされているようなものだ。母親に庇われているという風には思えないようだ。
 「夢華子供じゃないもん。ちゃんと翔琉オジサンのチンポ挿入てもらえるもん!」
 俺のチンポの前には大人も子供も、母も娘もなく誰もが等しくただの女だ。夢華にとって裸で居る今現在美江はチンポを狙うライバルでしかない。取られてたまるかとベンチに座る俺の膝の上に股がると抱き付き唇を重ねてくる。挿入てくる小さなベロを楽しみながらも手を伸ばして美江のオマンコに差し込む。
 「ハアァ~ン!」
 上がる喘ぎ声に何か悪戯をしていると察したのだろう。余所見をするなとばかりにベロの動きが激しくなる。ベロだけではない。幼い恥丘をズボン越しに半立ちのチンポに擦り付けて刺激してくる。ご奉仕に没頭して大事なぬいぐるみが落ちたのにも気付かない。転がり上を向いた無機質な目が俺を見上げる。
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