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誘蛾灯
第2章 混ぜるな危険
 お姉さんに触れている手を反して手首を握るとジャージの股間に導く。一瞬驚いた様だったが直ぐに妖しい笑みをうかべ布越しにサワサワと撫でてくる。たちまち力を漲らせる肉棒を握り扱きだす。ここまでは概ね予想通りの展開だ。さあ、実験はここからが本番だ。俺は手首を握る手を離して吊革に掴まる。チンポを扱くお姉さんの顔を見ながら変化を伺う。一分程経ったろうか蕩けていた目に急に光が戻り自分の行為に気付くと慌てて手を引っ込め俺から顔を逸らし俯く。
 やはり持続時間は短い。ここで疑問が生まれる。能力の発動条件は本当に手の接触なのか?最初は掌だけと思っていたが手の甲でも発動した。もしかしたら発動条件は「俺の素肌に異性の素肌が5秒以上触れる」ではないのか?そして肌が触れている間は効果が持続するのでは?実験だ。
 俺はTシャツから出た二の腕をお姉さんの腕に押し付ける。知らぬ間に行っていた痴女行為に動揺しているお姉さんは逃げようともしない。今度はゆっくりカウントする。い~ち、に~い、さ~ん、し~い、ご~お。お姉さんの顔が雌に変わり自分からジャージに手を伸ばしてくる。どうやら仮説は正しいようだ。俺はお姉さんの手首を握ると不満そうな顔をするのを無視してウエストゴムに導いてやる。好色そうに舌舐めずりするとトランクスの中に手を差し込み直接チンポを触ってくる。痴女行為を隠す為か抱きつてくるので遠慮なしにお尻を撫でてやる。周りからは歳の差は気になるがバカップルのいちゃつきに見えるはずだ。なにしろ積極的に動いているのは女の方なのだ。間違っても痴漢とは思われないだろう。
 キスをせがんでくるの躱しながら耳許で「次で降りよう」と誘うと嬉しそうに頷く。
 電車が駅に着くと俺とお姉さんは、見咎められる前に足早に改札を出る。
 ここは初めて降りる駅で俺には土地勘が全くない。さて、何処に行こう。迷っているとお姉さんが耳朶を甘噛みしてくる。
 「ホテル行きましょ。」
 流石は発情した雌は話が早い。俺の腰に回されたお姉さんの左手を効果が切れないように握り空いた右手で尻を撫でながら並んで歩く。この駅は俺達が降りた東口は開けた商店街だが反対の西口は夜の町歓楽街になってるようだ。お姉さんに誘導され人通りの少ない地下道を進む。薄暗い路を歩く内に悪戯心が疼く。お尻を撫でていた手をずらしてスカートのファスナーを探し当てる。
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