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誘蛾灯
第4章 転落危険
 それから月日が流れ俺は県内でも1、2を競う進学校に合格した。中庸だった成績が上がったのは初巳と美世子のお陰だった。毎日の様なデートの中に図書館で勉強を見てもらう時間を作り家庭教師をして貰ったのだ。名門校桜ノ宮の才女と我が校学年トップの天才の教えを受けて俺の成績は鰻登りに上がっていった。
 これには俺の意地があった。仮にもご主人様と呼ばれる以上は学力で大きく下回っているのは格好がつかないし万一それをネタに優等生の美世子との交際に茶々が入るのを恐れたのだ。
 なんにせよ俺は春から美世子とお揃いの紺のブレザーの制服に身を包み一緒に校門を潜る毎日だ。運良くクラスも同じになりゴールデンウィーク明けの頃にはクラス1のバカップルとして認識されていた。
 さて、この頃になると俺は基本的に手袋が外せなくなっていた。身体の成長に伴い能力も進化していき今では接触一秒で三時間近く相手を発情させれるようになっていたのだ。学校には潔癖症だと説明して目を瞑ってもらっている。
 梅雨が明け夏休みの到来を指折り数えて待つ7月のある日俺は放課後担任から呼び出しを受けて進路指導室の前に立っていた。全く冗談ではない。今日は咲子が非番なので久し振りに四人でくんずほぐれずイチャイチャ楽しむ予定だったのに。このチンポの火照りどうしてくれるんだ。
 ドアをノックして返事も待たずに中に入ると担任教師が長テーブルの向こうのパイプ椅子に座って俺を待っていた。
 「何の用ですか?」
 不機嫌を隠す気は一切ない。
 「早く済ませて下さいよ。俺この後予定が詰まってるんで。」
 言い捨てるとテーブルを挟んで向かい合わせにパイプ椅子に座る。
 傍若無人な態度に担任の眉が不愉快そうにピクリと動く。
 鹿山朱鷺子。それがこの女の名前だ。顔の造りは悪くないのだが高慢な性格が表情に現れている。口を開けば人を見下した様な物言いをするので生徒には人気がない。ただ男子の中には顔とプロポーションだけはいいので夜のオカズにしている奴も多い。
 テーブルに置かれた担任の細い指が神経質そうに天板をコツコツと叩く音が耳障りだ。
 「西東君。何故呼ばれたか判る?」
 知るかよ。
 「前置きはいいんで本題に入って下さいよ。」
 吐き捨てる言葉に米噛み付近に青筋が浮かび目尻がピクピク痙攣する。このヒステリー女の沸点は異常に低い。
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