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女喰い
第3章 淫欲に塗れて
彦兵衛に襲われた翌日、お美代は彦兵衛から『皆が寝静まったら座敷に来い』と言われた。

タミコがいた時、夜になるとちょくちょく居なくなっていたが、それと同じ事を自分がする羽目になった。
彦兵衛は旦那様だが、ただそれだけだ。
個人的な感情など抱ける筈がなく、そういう事は好きになった相手とするものだと思っている。

それでも拒む事はできない。
言われたように夜になって座敷へ行った。
彦兵衛は待ちかねたようにお美代の腕を掴み、布団に導いてお美代を裸にした。
直ぐに自分も裸になると、枕元に置いた物を手に取って持ってきた。
お美代を布団の上に立たせ、その前に膝をついて座る。

「お前の為にいい物を用意したんだ」

手にした物は小さな入れ物だったが、その蓋を開けて中身を指で掬いとる。
軟膏のような物だ。

「お美代、昨日はな、そのままのお前を確めたかった、しかし今日は楽にしてやる、これを使えばたちどころによくなるからな」

ニヤついた顔で説明すると、軟膏をつけた指を淫裂に差し込んだ。






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