この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
勇者の献上品である聖女は、魔王に奪われその身に愛をそそがれる
第22章 疼き⑦
軽くだったとはいえ、間も置かずに再び達し、フィーネは恥ずかしさから両手の甲で顔を隠した。
自分がどんな酷い顔を、見られたくなかったからだ。
(恥ずかしい……魔王様を満足させるどころか、気持ちよすぎて私の身体が耐えられない……)
しかし、主の動きは止まらない。
顔を隠したフィーネの両手首を片手で組み伏せると、恥ずかしそうに顔を背ける彼女へと顔を近づけた。意地悪く唇を緩ませながら。
(この方は、わざと私の顔を見て楽しんでいらっしゃるんだわ! 私が見られたくないって知っていながら……)
全く意地悪い男だと憤慨する一方、下腹部からもたらされる快楽はすぐさま怒りを沈静化させ、どうでもよくなってしまう。
男を求めることしか、考えられなくなってしまう。
自分がどんな酷い顔を、見られたくなかったからだ。
(恥ずかしい……魔王様を満足させるどころか、気持ちよすぎて私の身体が耐えられない……)
しかし、主の動きは止まらない。
顔を隠したフィーネの両手首を片手で組み伏せると、恥ずかしそうに顔を背ける彼女へと顔を近づけた。意地悪く唇を緩ませながら。
(この方は、わざと私の顔を見て楽しんでいらっしゃるんだわ! 私が見られたくないって知っていながら……)
全く意地悪い男だと憤慨する一方、下腹部からもたらされる快楽はすぐさま怒りを沈静化させ、どうでもよくなってしまう。
男を求めることしか、考えられなくなってしまう。