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勇者の献上品である聖女は、魔王に奪われその身に愛をそそがれる
第30章 大浴場⑤
温かくぬるっとした感触が指先に絡みつき、フィーネの足先にさらなる力が入る。
「あっ、う……足……だめ……きたない……から……」
そう言いながらもナカがぎゅっと締まり、彼の指を愛液がさらに濡らす。
倒錯的な行為を拒絶しながらも、身体は正直に彼女が抱く劣情を伝えてしまう。
魔王はフィーネの足から唇を離すと、名残惜しそうに自身の唇を舐めとった。そんな彼の舌の動きを物欲しそうに見つめ、息を荒げるフィーネに笑いかける。
「お前の身体はどこも綺麗で……甘いな」
足の甲に感じる舌の感触、彼からかけられた扇情的な言葉が、フィーネの頭の中を肉欲への渇望で一杯にした。
身体に溜まった熱が、解き放たれたいと限界を伝える。
その証拠に、先ほどから指を咥えこむ肉壁の収縮が止まらない。指の動きだけでは我慢できず、腰を揺らし自身を高みへ導こうと身体が勝手に動き出してしまう。
「あっ、う……足……だめ……きたない……から……」
そう言いながらもナカがぎゅっと締まり、彼の指を愛液がさらに濡らす。
倒錯的な行為を拒絶しながらも、身体は正直に彼女が抱く劣情を伝えてしまう。
魔王はフィーネの足から唇を離すと、名残惜しそうに自身の唇を舐めとった。そんな彼の舌の動きを物欲しそうに見つめ、息を荒げるフィーネに笑いかける。
「お前の身体はどこも綺麗で……甘いな」
足の甲に感じる舌の感触、彼からかけられた扇情的な言葉が、フィーネの頭の中を肉欲への渇望で一杯にした。
身体に溜まった熱が、解き放たれたいと限界を伝える。
その証拠に、先ほどから指を咥えこむ肉壁の収縮が止まらない。指の動きだけでは我慢できず、腰を揺らし自身を高みへ導こうと身体が勝手に動き出してしまう。