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勇者の献上品である聖女は、魔王に奪われその身に愛をそそがれる
第41章 監禁①
しかし、
「うるせぇ奴だな。あれだ痛めつけてやったのに、まだそんなに大声が出せるのか……ララ、やれ」
「はい、ガーランド様」
ガーランドに命じられ、ララは小さく何かを呟いた。次の瞬間、
「くっ……あぁっ……!」
ソルが突然苦しみ出したのだ。
よく見ると、心臓部分に小さな銀色のナイフが刺さっている。それはララの言葉に合わせて輝きを強くしながら赤く染まっていった。
どうやら、何かの魔法がかかったナイフらしい。
ナイフの赤い輝きが増すにつれて、ソルの苦しみも強くなっているようだ。彼を繋ぐ鎖が激しく音を鳴らす。
「もうやめて! それ以上、あの方を苦しめないで!」
フィーネは堪らず、ガーランドに懇願した。彼は意地悪く下卑た笑いを浮かべると、ララに目で合図する。
ララが呟きを止めると、ソルの身体が鎖に吊るされたような形で、ぐったりと崩れ落ちた。
「うるせぇ奴だな。あれだ痛めつけてやったのに、まだそんなに大声が出せるのか……ララ、やれ」
「はい、ガーランド様」
ガーランドに命じられ、ララは小さく何かを呟いた。次の瞬間、
「くっ……あぁっ……!」
ソルが突然苦しみ出したのだ。
よく見ると、心臓部分に小さな銀色のナイフが刺さっている。それはララの言葉に合わせて輝きを強くしながら赤く染まっていった。
どうやら、何かの魔法がかかったナイフらしい。
ナイフの赤い輝きが増すにつれて、ソルの苦しみも強くなっているようだ。彼を繋ぐ鎖が激しく音を鳴らす。
「もうやめて! それ以上、あの方を苦しめないで!」
フィーネは堪らず、ガーランドに懇願した。彼は意地悪く下卑た笑いを浮かべると、ララに目で合図する。
ララが呟きを止めると、ソルの身体が鎖に吊るされたような形で、ぐったりと崩れ落ちた。