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勇者の献上品である聖女は、魔王に奪われその身に愛をそそがれる
第41章 監禁①
「んっ……ん……」
唾液の鳴る音と共に、ララの喉から甘い喘ぎ声が洩れ始めた。さらに唾液が混じり合う水音が激しくなる。
フィーネは、目の前で繰り広げられる男女の行為に耐えられず、目を背けた。
そんな彼女の気持ちに気付いたのか、唇を離したガーランドが、フィーネに向かって下卑たにやけ顔を近づけた。
「俺たち人間は、今のお前に触れることができない。あの忌々しい魔王の力によってな。でもお前に注がれた力を抜き、女神ピアチェ様から奪った力を取り戻せば、お前にかけられた魔法も効果を失うだろう。その時は、あの男の前で思い存分犯してやる」
気を失う前、フィーネの身体を包み込んだ温かさは、ソルの守護魔法だったらしい。
彼は最後まで彼女を気遣い、守ろうとしてくれていたのだ。
(それなのに……!)
嫉妬心でソルを危険な目に遭わせてしまった。
唾液の鳴る音と共に、ララの喉から甘い喘ぎ声が洩れ始めた。さらに唾液が混じり合う水音が激しくなる。
フィーネは、目の前で繰り広げられる男女の行為に耐えられず、目を背けた。
そんな彼女の気持ちに気付いたのか、唇を離したガーランドが、フィーネに向かって下卑たにやけ顔を近づけた。
「俺たち人間は、今のお前に触れることができない。あの忌々しい魔王の力によってな。でもお前に注がれた力を抜き、女神ピアチェ様から奪った力を取り戻せば、お前にかけられた魔法も効果を失うだろう。その時は、あの男の前で思い存分犯してやる」
気を失う前、フィーネの身体を包み込んだ温かさは、ソルの守護魔法だったらしい。
彼は最後まで彼女を気遣い、守ろうとしてくれていたのだ。
(それなのに……!)
嫉妬心でソルを危険な目に遭わせてしまった。