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勇者の献上品である聖女は、魔王に奪われその身に愛をそそがれる
第45章 屈辱①
自分の中を憎しみで犯される感覚に、吐き気を催すほどの嫌悪感が沸き上がった。
「可愛いわぁ、ピアチェ。いえ、今はフィーネだったかしら? こんなに怖がって……」
「いっ……いや……」
ラファの舌先が、フィーネの頬を這った。肌を唾液で穢され、カタカタと身体を小刻みに震わせながら拒絶の声を出す。
もちろん、相手の動きはそんな言葉で止まるわけがない。
「あっ、んぁ……や、やめて……あぁっ!」
ラファの長く整えられた爪が、フィーネの首筋から胸の上へなぞっていく。
服の下に手を差し込むと、柔らかな胸を直接揉みしだいた。胸の蕾を探り当てられ、爪の先で撫でるように擦られると、反射的に身体が跳ねた。
だが、
(怖がっていたら、相手の思うつぼだわ! 私は、ソルを守ると決めたの。こんなことで、怖がっていてどうするの⁉)
恥辱にまみれた行為で折れそうになった心を、必死で叱咤しする。
奥歯を噛みしめ力を込めて身体の震えを止めると、気持ちが持ち直したことに気づいたラファが、舌打ちをして彼女の髪から手を離した。
フィーネの身体が、鎖に支えられるかたちで力なく床に落ちる。
「可愛いわぁ、ピアチェ。いえ、今はフィーネだったかしら? こんなに怖がって……」
「いっ……いや……」
ラファの舌先が、フィーネの頬を這った。肌を唾液で穢され、カタカタと身体を小刻みに震わせながら拒絶の声を出す。
もちろん、相手の動きはそんな言葉で止まるわけがない。
「あっ、んぁ……や、やめて……あぁっ!」
ラファの長く整えられた爪が、フィーネの首筋から胸の上へなぞっていく。
服の下に手を差し込むと、柔らかな胸を直接揉みしだいた。胸の蕾を探り当てられ、爪の先で撫でるように擦られると、反射的に身体が跳ねた。
だが、
(怖がっていたら、相手の思うつぼだわ! 私は、ソルを守ると決めたの。こんなことで、怖がっていてどうするの⁉)
恥辱にまみれた行為で折れそうになった心を、必死で叱咤しする。
奥歯を噛みしめ力を込めて身体の震えを止めると、気持ちが持ち直したことに気づいたラファが、舌打ちをして彼女の髪から手を離した。
フィーネの身体が、鎖に支えられるかたちで力なく床に落ちる。