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勇者の献上品である聖女は、魔王に奪われその身に愛をそそがれる
第45章 屈辱①
「フィーネ、大丈夫か⁉ ラファ……貴様っ‼」
愛する者を目の前で穢され、ソルの怒声と鎖が激しく鳴る音が響き渡った。
身体は怪我で満身創痍なはずなのに、彼は拘束を解こうと暴れていた。
今まで押しとどめていた怒りが、爆発したのだろう。瞳は怒りで充血し、銀色の髪を振り乱しながら何度も何度もラファに飛びつかんばかりにその身を乗り出す。
が、すぐさま鎖に行動を制限され、悔しそうに目の前の邪神を睨みつけた。
再びラファの興味が、ソルに向けられる。
今にも噛みつき、射殺そうとせんばかりの視線を向ける彼から、少し離れた場所に身を置くと、ラファは大笑いをして身体を震わせた。
愛する者を目の前で穢され、ソルの怒声と鎖が激しく鳴る音が響き渡った。
身体は怪我で満身創痍なはずなのに、彼は拘束を解こうと暴れていた。
今まで押しとどめていた怒りが、爆発したのだろう。瞳は怒りで充血し、銀色の髪を振り乱しながら何度も何度もラファに飛びつかんばかりにその身を乗り出す。
が、すぐさま鎖に行動を制限され、悔しそうに目の前の邪神を睨みつけた。
再びラファの興味が、ソルに向けられる。
今にも噛みつき、射殺そうとせんばかりの視線を向ける彼から、少し離れた場所に身を置くと、ラファは大笑いをして身体を震わせた。