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勇者の献上品である聖女は、魔王に奪われその身に愛をそそがれる
第49章 治療①
彼女の舌先に応えるように、ソルの唇が薄く開かれる。その隙間に自身の舌を侵入させると、たどたどしく彼の口内をかき回す。
たっぷり唾液を纏わせた舌が、ソルの乾いた口内を潤していく。
互いの舌が絡み合い、唇と唾液の鳴る音が、小さく響き渡った。
「いつもと……反対だな?」
繋がった唾液を舌で舐め取りながら、ソルが笑う。
彼を癒やすために、性的な気持ちを押しとどめようとしていた心が羞恥で揺れた。
女性は受け身であることが美徳。
それを教え込まれているフィーネにとって、こちらから攻めるのはとても恥ずかしかった。
だからソルがまた口を開く前に、唇を塞いでしまう。
舌を絡ませて、口内のあらゆる場所を探りながら、フィーネは下腹部に熱が溜まっていくのを感じた。
不自然に息も上がり、脈拍が加速する。
たっぷり唾液を纏わせた舌が、ソルの乾いた口内を潤していく。
互いの舌が絡み合い、唇と唾液の鳴る音が、小さく響き渡った。
「いつもと……反対だな?」
繋がった唾液を舌で舐め取りながら、ソルが笑う。
彼を癒やすために、性的な気持ちを押しとどめようとしていた心が羞恥で揺れた。
女性は受け身であることが美徳。
それを教え込まれているフィーネにとって、こちらから攻めるのはとても恥ずかしかった。
だからソルがまた口を開く前に、唇を塞いでしまう。
舌を絡ませて、口内のあらゆる場所を探りながら、フィーネは下腹部に熱が溜まっていくのを感じた。
不自然に息も上がり、脈拍が加速する。