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勇者の献上品である聖女は、魔王に奪われその身に愛をそそがれる
第57章 再会①
彼女が喜ぶ話題が分からず、必死で会話のネタを探していたが、本当に楽しんでくれていたかは分からない。沈黙が訪れるたび、何かないかと必死になって言葉を捻り出していたものだ。
努力の甲斐があってか、小さく相槌を打つだけだった反応が、次第に笑顔と返答に変わってきたのが、とても嬉しかった。
満面の笑顔で出迎えてくれるたびに、緩みそうになる口元をこらえるのに必死だったのを思い出すと、震えながらも口角が上がった。
どんな事を話したのかを思い出しながら、ソルは部屋を出て寝室へと向かった。
部屋に置かれたベッドを見て、どれだけ愛し合ったのかを思い出す。
自分だけに、たくさんの表情を見せてくれた。心も身体も繋げて、何度も何度も愛を囁きあった。美しい肢体を、恥じらいながらも誘うような艶のある表情を思い出すと、心の奥が熱くなってくる。
努力の甲斐があってか、小さく相槌を打つだけだった反応が、次第に笑顔と返答に変わってきたのが、とても嬉しかった。
満面の笑顔で出迎えてくれるたびに、緩みそうになる口元をこらえるのに必死だったのを思い出すと、震えながらも口角が上がった。
どんな事を話したのかを思い出しながら、ソルは部屋を出て寝室へと向かった。
部屋に置かれたベッドを見て、どれだけ愛し合ったのかを思い出す。
自分だけに、たくさんの表情を見せてくれた。心も身体も繋げて、何度も何度も愛を囁きあった。美しい肢体を、恥じらいながらも誘うような艶のある表情を思い出すと、心の奥が熱くなってくる。