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勇者の献上品である聖女は、魔王に奪われその身に愛をそそがれる
第63章 これから③
しかし彼の指は止まらず、執拗に硬く閉じた蕾を攻め続ける。その度に身体を反らし、不規則な呼吸の中に喘ぎ声を混じらせるフィーネを、欲情満ちた表情で見つめながら。
その瞳には、自分の手で愛する者を悦ばせているという自信が浮かんでいた。
銀色の髪が、フィーネの胸の上に広がった。指の時以上の、ぬるりとした生暖かい感触が胸の上を這い動くと、先ほどまで指先で弄ばれていた突起に唇が吸い付いた。
「あっ……ぁん……」
甘い痺れが、胸から下腹部へと走っていく。
フィーネの胸の頂に吸い付いたソルは、舌の先端で転がしながら、もう片一方の蕾を指で弄んでいる。
そして唾液の糸を引きながら、少し顔を離すと、快楽に耐えるように両目を閉じているフィーネに、どこか感慨深げに呟く。
「こうしてお前と愛し合えるのも、今だけなのだな」
彼の言葉の意図することを理解し、フィーネの心が温かくなる。
その瞳には、自分の手で愛する者を悦ばせているという自信が浮かんでいた。
銀色の髪が、フィーネの胸の上に広がった。指の時以上の、ぬるりとした生暖かい感触が胸の上を這い動くと、先ほどまで指先で弄ばれていた突起に唇が吸い付いた。
「あっ……ぁん……」
甘い痺れが、胸から下腹部へと走っていく。
フィーネの胸の頂に吸い付いたソルは、舌の先端で転がしながら、もう片一方の蕾を指で弄んでいる。
そして唾液の糸を引きながら、少し顔を離すと、快楽に耐えるように両目を閉じているフィーネに、どこか感慨深げに呟く。
「こうしてお前と愛し合えるのも、今だけなのだな」
彼の言葉の意図することを理解し、フィーネの心が温かくなる。