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勇者の献上品である聖女は、魔王に奪われその身に愛をそそがれる
第65章 これから⑤
欲しい部分に指が近づいていると思うと、下腹部の熱がはじけそうになった。
彼の指についた薬のせいで、ナカの熱と感度が急速に上昇する。
気持ち良さが、思わず言葉になってこぼれ落ちた。
「あ、ああっ、指、気持ちいい……もっと……もっと……」
「ふふっ、この口はいつも嘘をつくからな。今の言葉も嘘なのだろう?」
「ち、違うっ、違うの! 本当だから……嘘じゃない……」
意地悪な言葉に、フィーネは必死で首を横に振った。
そんな彼女の耳たぶを舐めると、少し掠れた声が甘く囁く。
「なら、もう嘘は言うな。感じていることを正直に言え……さあ、どうして欲しい?」
身体の芯が震えた。
下腹部全体で膨らむ熱は、解放されたいと言わんばかりに、お腹の奥で大きくうねっている。
理性は溶かされ、ここにあるのは貪欲に快楽を求める本能だけ。
荒く繰り返す呼吸の中、フィーネは口を開いた。
彼の指についた薬のせいで、ナカの熱と感度が急速に上昇する。
気持ち良さが、思わず言葉になってこぼれ落ちた。
「あ、ああっ、指、気持ちいい……もっと……もっと……」
「ふふっ、この口はいつも嘘をつくからな。今の言葉も嘘なのだろう?」
「ち、違うっ、違うの! 本当だから……嘘じゃない……」
意地悪な言葉に、フィーネは必死で首を横に振った。
そんな彼女の耳たぶを舐めると、少し掠れた声が甘く囁く。
「なら、もう嘘は言うな。感じていることを正直に言え……さあ、どうして欲しい?」
身体の芯が震えた。
下腹部全体で膨らむ熱は、解放されたいと言わんばかりに、お腹の奥で大きくうねっている。
理性は溶かされ、ここにあるのは貪欲に快楽を求める本能だけ。
荒く繰り返す呼吸の中、フィーネは口を開いた。