この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
rena's room ☕ breaktime
第3章 Request2┈*★*┈片想いの行方

side…★…蘭



─── 私は自他共に認める、優秀なアシスタント。


普段は婚約者の葵にメロメロ・ゾッコン(死語)の、痛い女だけど

仕事をするときは常に冷静沈着で
自分のスキルを最大限発揮できるように、努力している。



……だけど

自分以上に優秀で、圧倒的に仕事が出来る相棒の前では
まるで役に立たないことを、今まさに痛感させられていた。



「姫宮さん、待ってください」


辺りはすっかり暗くなり、多くの会社員が帰路につく中
線路下に沿った歩道を突き進む、カリスマMDに

追いかける私の発言は、会社を出てからことごとく無視され続けている。


「明日にしましょう! もう7時過ぎてますし…」
「付き合えって頼んでない」


やっと会話が成立した!


「お前は先に帰っていいって言っただろ」

「そうじゃなくて!
そもそもメーカーが勘違いしていたんです。
朝一のセッティングを彼らにやらせれば…」

「そう、そのくだらねぇ現場のミスに俺が気付けなかった」

「……!」

「なんか最近鈍ってるんだよな。自分の感覚が」




/77ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ