この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
rena's room ☕ breaktime
第3章 Request2┈*★*┈片想いの行方


「── 残念だわ、お前」

「……!!」

「もう少し理解と対応力がある奴だと思ってたけど。
心から残念に思っている、今」


こ、声が……!
口調が、表情が……!

思わず後ずさりしてしまいそうな程
ダークなオーラをまとう蓮くんが、別人になってしまった。


「元気~?じゃねーよ。
声裏返ってるぞ。
残業って聞いても敢えて俺が電話した理由、分かるよな?」


初めて見るかもしれない、蓮くんが友達に淡々と怒る姿。

というより
今夜は仕事で来れなくなっちゃったわけだから
お、怒らなくても……っ


「は? ドタキャン?
そんなことの為にいちいち連絡するかよ」

「……!?」

「ユーリ、ちゃんと分かってんだろ。
だからこの電話に速攻出たくせに」


……えっ?

違う?
ど、どういうこと?

ユーリくんの声が聞こえなくても、私が焦ってしまう。


「……?」


ハテナマークを浮かべた私を、見ないまま
……蓮くんは小さく息を吐いた。



「美和を困らせるな」

「……!」

「いいか。
お前の予感や不安は、全部妄想で空想だ」

「……っ」


「二度とそんな誤解するなよ、ばかやろう」




/77ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ