この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
rena's room ☕ breaktime
第3章 Request2┈*★*┈片想いの行方


「今日の飲み会、中止になったの」

「……!」

「だから、ちょっと1人でぶらぶらして
少し歩きながら帰ってきた」


ドアを閉めて、バッグをテーブルに置いて
いつもと変わらないルーティーンで、アクセサリーを外していく。

……平常心平常心。

少しと言いつつ、電車に乗らず1時間以上歩いてきたわけだけど
今の説明に嘘はついていない。


「ヒメ、夜ゴハン食べてないよね?
簡単なものだったらすぐに作…」

「なんで中止?」

「……!」

「けっこう人集まるって言ってなかったか? 朝」


後ろからそう言われて、ピアスにかけた手が思わず止まった。


……あ、れ?
えっと……な、なんだろう。

なんで?ってヒメが聞いてくるの珍しいな。

いつもだったら、あっそうとか、それより腹減ったとか
大して興味ないって感じですぐに話題から逸れるのに。


「……みんな急用が入っちゃったの。
ユーリくん達は残業で、陽菜ちゃん達は別の予定」

「……」

「だからまたリスケしようねって。
そう、またヒメとか、みんなが揃うときにって……」




/77ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ