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ふた、りの秘密は永遠、なり
第4章 4
「ナリちゃん、なんで? なんでおちんちん?」

恥ずかしそうに両手で顔を隠していても、指の隙間からチラチラと好奇心ビームが漏れてます。刺さります、股間に。

そこで私のなかの理性のタガが外れた音がしました。

ガバッと身を起こして素早くドアの鍵をかける私。そしてフタバに向き直り、仁王立ちの開きなおり。

「私っ、ずっとフタバが好きだったのっ。入学してからずーっとずっと。もちろん性的な意味なので、フタバをオカズに毎晩オナニーしてましたっ。いつか気持ちが伝わって、フタバと付き合いたい、イチャイチャしたいって思いながら。それなのに、フタバに彼氏ができちゃったから。……悔しくて悲しくて、ちんこがあればって思ったら、生えてきちゃったの」

一気にまくし立てて詰めよったら、フタバは後ずさりしてベッドにしりもちついちゃって。怯えるように肩が震える姿に私の雄みが全開だよ。

「ナリちゃん、やっ……」

押し倒して唇に唇を押しあてていました。うお、想像よりずっとやわらかい。

「フタバ……、フタバ、好き」

「ちょ……、ナリちゃ……んっ」

押し返す腕を取って頭の上に持ち上げ、ベッドの柵に引っかかってたセーラーのスカーフで縛りつけようとしたけれど、妄想世界と違ってとっても難しいです。焦ります。

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