この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
はじめてのひと。
第3章 ハプニング
昨夜は寝れたは寝れたが寝つきは悪かった。
寝つきは自慢できるくらい良いはずなのに。



今日どんな感じで接すればいいのかとか、微妙な雰囲気にならないかとか、何が起こるのかとか…最悪なストーリーからまさかのストーリーまで勝手に脳内に浮かんでは消えて行く。



…何か起こることを期待してるわけじゃないけど、どうしてももしもの事が頭に浮かんでくる。


だって、男の子と2人っきりで遊ぶだなんてまるで慣れてないのに!
こういう時どうする?なんて書いてある恋愛バイブルでも読んでおけば良かったと思うくらい頭は浮ついている。



こんなに緊張するのは男に免疫がないからなのか彼の事を好きになり始めたからのか、自分でもよくわからない。



異性に対して緊張したりするのは昔からだが、この身に降りかかった急展開に脳みそと心臓が自分でも制御できなくなってる気がする。完全に過活動状態。オーバーヒートしそう。

気づけば部屋をグルグルと歩き回っていた。



悶々と考えすぎてしまったから気分転換に家を出て買い物へ出掛けた。
家へ呼んでもらったから差し入れくらい持って行こうと思ったのだ。
家を出ると嫌でも目に入る206号室。そこを見てしまうのはもはや習慣化してしまったようだ。



好きなものがわからない。
甘いものよりは塩気だろう、とスナック菓子を2つと飲み物を買った。


/115ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ