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はじめてのひと。
第3章 ハプニング
居間に通された後岡野くんに差し入れを渡す。
「これ、差し入れなんだけど…この前のお礼も兼ねてるから、どうぞ。」
「あ、ありがとうございます。頂きます。
でも、せっかくなんで一緒に食べましょうよ」
「あ、ありがとう…」
笑顔を作りながら
だ、大丈夫だよね?上手くやれてるよね…?
内心は走った後みたいに心臓が騒いでいる。
差し入れをキッチンに置くと、思い出した!と言わんばかりにパソコンを立ち上げる。
「前のゲーム、あれから結構進んだんですよ!」
と、パソコンの画面を見せてくれる。
私は「へー、どれくらい?見せて見せて!」
といいながら隣へ座った。
物語は知らない所まで進んでいた。岡野くんの説明によると中盤を過ぎたあたりらしい。
「あ、そうだ。これ食べましょう?」
岡野くんはワンルームによくある小さなキッチンから私が差し入れたジュースとスナック菓子を持ってきてテーブルへ置いた。
「オレンジジュースとお茶どっちがいい?」
私が聞くと彼は
「どっちがいいですか?」と聞き返してきた。
「私はどっちとも好きだから、飲みたい方どうぞ。」
「じゃあ、こっちもらいます」
と、オレンジジュースを選んだ。
…何か、年下っぽい…って、そうなんだけどね。
ついつい緩みそうになる頬を手で隠して整えるとパソコンの画面に目をやった。
「これ、差し入れなんだけど…この前のお礼も兼ねてるから、どうぞ。」
「あ、ありがとうございます。頂きます。
でも、せっかくなんで一緒に食べましょうよ」
「あ、ありがとう…」
笑顔を作りながら
だ、大丈夫だよね?上手くやれてるよね…?
内心は走った後みたいに心臓が騒いでいる。
差し入れをキッチンに置くと、思い出した!と言わんばかりにパソコンを立ち上げる。
「前のゲーム、あれから結構進んだんですよ!」
と、パソコンの画面を見せてくれる。
私は「へー、どれくらい?見せて見せて!」
といいながら隣へ座った。
物語は知らない所まで進んでいた。岡野くんの説明によると中盤を過ぎたあたりらしい。
「あ、そうだ。これ食べましょう?」
岡野くんはワンルームによくある小さなキッチンから私が差し入れたジュースとスナック菓子を持ってきてテーブルへ置いた。
「オレンジジュースとお茶どっちがいい?」
私が聞くと彼は
「どっちがいいですか?」と聞き返してきた。
「私はどっちとも好きだから、飲みたい方どうぞ。」
「じゃあ、こっちもらいます」
と、オレンジジュースを選んだ。
…何か、年下っぽい…って、そうなんだけどね。
ついつい緩みそうになる頬を手で隠して整えるとパソコンの画面に目をやった。