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はじめてのひと。
第6章 心と距離
私は今、実家へ帰ってきている。


あの日ー


彼に想いを告げた日から2日経った。


あの日はあれからよるご飯を一緒に食べて朝が早いからと別れ、翌日早くに彼は実家へ帰っていった。



朝が早いからと彼なりに気を遣ってくれたのだろう。


…けど、ちょっと寂しいのも事実…


付き合ってすぐに暫しの別れなんて厳しいなぁ…会いたくなるなぁ…

なんて思っていたら彼からメールが来た。


ーおはようございます(^^)今から飛行機乗ります。着いたらまたメールします!ー


ーおはよう✩気を付けてね!あと、敬語はやめましょう!ー


ーごめん^^;じゃあ、後で!ー


本当に、何でもない会話みたいなメールを昨日から頻繁にしている。


1日に何通送受信してるだろうか…数える気も起きない。


朝のおはようから始まり、夜のおやすみまで時間がある限りしている気がする…



そんな日々が暫く続いた。




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