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はじめてのひと。
第7章 甘い時間
早速一口食べてみる。

「美味しいよ!」

シンプルな塩胡椒の中に出汁の風味がして美味しい。

「よかった。レシピとか見てないからちょっと心配だったんだけどね。」

彼がスプーンを口に運びながら言う。

「大丈夫!美味しい!自分で考えて作れるなんてえらいよ!」

一人暮らしし始めたばっかりなのにきちんとしてるなぁ…

お腹が空いていたのもあって、あっという間に完食してしまった。

「ご馳走様でした!片付けはさせてね。」

そう言うとお皿を持ってキッチンへ向かう。

「あ、ありがとう。」

鼻歌交じりに片付けを済ませて彼の所に戻ると、何やらパソコンとにらめっこしている。

後ろから覗くと彼が私に気付いた。

「もうそろそろ提出するレポートなんだ。あともう少しなんだけど…」

「そっかぁ、大変だね。私が見ても全然わからないや」

パソコンには物理や化学の用語があちこちに並び、それを見ても私には到底理解できなさそうだ。

真剣な目でパソコンの画面を見つめているから、そっとその場を離れて部屋の奥にあるベッドへ腰掛ける。

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