この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
はじめてのひと。
第7章 甘い時間
「っあ…んんっ…」
快楽に勝手に体が仰け反り、余計に胸を突き出した格好になってしまう。
彼の胸への愛撫はなおも続く。
快感に支配されそうな頭の片隅で必死に策を考える。
…このままじゃ、どんどん進んじゃいそう…どうにかしないとっ…
「千紘くんっ…」
彼の手を胸から引き剥がし、彼と向き合うように座り直す。
突然のことに彼は驚いた表情をして私を見つめている。
「…私も…味見しても、いい…?」
彼は一瞬時間が止まったかのように動きを止め、瞬きさえもせずに目を丸くして私を見た。
…してくれる、の?
頷いた私を見て「いいよ、お好きなだけどうぞ。」とふわりと笑う。
その優しい笑みに少しの緊張と不安を覚えつつ、彼の頬に触れ、自分の唇を近づける。
…えーいっ!技術と経験はないけど知識なら多少あるっ!…
そう自分に言い聞かせた。
彼の唇を少しだけ舐めてみる。
彼は目を瞑ったまま動かない…。
快楽に勝手に体が仰け反り、余計に胸を突き出した格好になってしまう。
彼の胸への愛撫はなおも続く。
快感に支配されそうな頭の片隅で必死に策を考える。
…このままじゃ、どんどん進んじゃいそう…どうにかしないとっ…
「千紘くんっ…」
彼の手を胸から引き剥がし、彼と向き合うように座り直す。
突然のことに彼は驚いた表情をして私を見つめている。
「…私も…味見しても、いい…?」
彼は一瞬時間が止まったかのように動きを止め、瞬きさえもせずに目を丸くして私を見た。
…してくれる、の?
頷いた私を見て「いいよ、お好きなだけどうぞ。」とふわりと笑う。
その優しい笑みに少しの緊張と不安を覚えつつ、彼の頬に触れ、自分の唇を近づける。
…えーいっ!技術と経験はないけど知識なら多少あるっ!…
そう自分に言い聞かせた。
彼の唇を少しだけ舐めてみる。
彼は目を瞑ったまま動かない…。