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第7章 甘い時間

頬にキスをする。年下だけあって滑らかな首筋、耳にもキスをしながら彼の逞しい程よい筋肉が付いた胸板に触れる。


撫でるように手を滑らせ彼の肌をTシャツ越しに往復する。
すると、小さな突起に指が触れた。
キスを止め、彼のTシャツをゆっくりと捲り上げると少し日焼けした胸に小さいけれどしっかりと隆起したものが見えた。


彼の胸に手を置いて指で突起につん、と触れると彼の体がピクッと動いた。


彼を見上げると、そっぽを向いて手で口を軽く覆っているけれどその顔は何処と無く赤くなっているようにも見える。


…女の子と同じように胸が気持ちいいのかも…


指先でつついたり、指の腹で撫でたり彼の感じる所を探しながら少し楽しくなってきていた。


指を離し今度は顔を近づける。
舌先でペロッと舐めるとさっきより大きく体が揺れた。


彼の反応が楽しくなり、舌でつつくように舐めたり、唇で挟んでちゅっと吸ってみる。

「……っ！…」

彼の息が少し上がって触れてる体がじんわりと熱い。
口元を手で隠しているが、何かを我慢しているような困ったような表情に胸が騒ぐ。