この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
華夏の煌き~麗しき男装の乙女軍師~
第49章 49 媚薬
「あ、あんっ、だめぇ、やあんっ!」

 横たわり呻いている慶明の上で、春衣は両乳房を強く揉みしだきながら腰を上下、前後左右に動かす。

「こ、ここっ、気持ち、いいっ」

 つるりとした筒状の張型と違った、かり首の張った起立は春衣をさらに昇りつめさせる。

「う、うううっ」

 もう我慢できないと快感が頂点に達した瞬間、慶明も射精した。

「は、はぁ、はあ、慶明、さま……」

 こんな悦びがこの世にあったのかと春衣は、身体に残る甘い痺れの余韻を楽しんだ。しかしいつまでも楽しむことはせず、てきぱきと慶明の汗と体液を拭き去り、風邪をひかせないようにきちんと着衣させる。
 自分自身の秘部もすぐに拭いたが、時間差でまた慶明の体液が流れ出てくる。慌ててそれを押さえた。少しでも慶明のものを体内に残していたかった。
 解放されたかのような、リラックスした寝顔を慶明は見せる。そっと彼の隣に横たわる。

「目覚めたらなんと言われるだろうか」

 朝、慶明から打ち捨てられても構わないと思った。とにかく星羅を晶鈴の代わりに愛する前に、何か事を起こしたかったのだ。春衣の計算では、晶鈴と共通の人物の自分を抱けば、慶明はきっと罪悪感を抱くはずだ。その罪悪感は、星羅をまっすぐに見つめることを妨害するだろう。

「ごめんなさい……」

 誰に対してかわからない謝罪をつぶやき、春衣は目を閉じる。彼女は今すぐ死んでもいいぐら幸福感を得ている。
/628ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ