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第120章 １２０　家族の再会

　蒼樹は星羅の言うとおりに目を閉じたままでいるが、荒い息になっている。両手でさすり上げ、蒼樹が呻き始めたので、裾を割り起立を出す。熱くて硬いそこに星羅はそっと舌を這わせた。

「う、あ、せ、星羅」

　蒼樹から口唇愛撫を受けていたが、星羅は彼に対してこの行為が初めてだった。口いっぱいに彼の剛直を含み、なめていると、星羅自身も興奮してきた。彼女が顔を動かすたびに、甘いイランイランの香りが漂う。

「ああ、もうだめだ」
「きゃっ」

　蒼樹は逆さまになって起立を愛撫する星羅の両足首をもち、開かせ、ずるっと滑らせると星羅の股座を顔の上に持ってこさせた。

「あ、そ、蒼樹っ」

　星羅の口唇愛撫を受けながら、蒼樹も彼女の緋肉を愛撫し始める。

「だめぇ、だ、めっ」

　慣れた蒼樹の舌遣いはあっという間に星羅を絶頂に導いてしまう。感じながら息も絶え絶えに剛直をなめている星羅に我慢が出来なくなった蒼樹は身体を起こす。

「我慢が出来ぬ」
「うぅ、ぐ、軍師はもっと、理性的であらね、ば」
「では、お前は我慢ができるのか？」

　蒼樹は星羅の秘部に剛直を入れないように、こすりつける。

「あう、ううっ」

　花芽をこすられ、ぐちゅぐちゅと擦られるが挿入はしない。

「欲しくないのか」
「ああ――ほ、欲しい」