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女子大生綾子の淫らなポテンシャル
第31章 ラストシーンは眩い光に艶やかに抱かれるように


「お疲れ!」
「え、あ、えええ?


さっきまで舞台の上にいたミドリ先輩が、
照明室にいる。
綾子は何が起きたかわからなかった。
あの白いワンピースのまま、入ってきた。
「ミケランジェロ??」
つい思ったことを口にしてしまった。

「ここならあなたたちしかいないから、安心でしょ」

舞台の上では、ミドリがいなくなったことに
呆然としながらも出演者の挨拶が進んでいる。

「ありがとう〜綾子ちゃん」
そういうとミドリが抱きついてきた。
ノーブラの胸が押しつぶされるのが
綾子にもわかった。
でもこの場所では、淫らな雰囲気は全くなかった。

「ミケランジェロって、聞いたの?
タツヤくんに?」
「え、どういうことです?
アタシは何にも、、思ったこと言っただけで」
「そうなの、、?
やったじゃん、タツヤくん、、
あなたの言うとおりだったわね」

タツヤは、舞台の照明を落として
客電をつけるなど操作中だった。

「タツヤ先輩の言うとおりって?」
「まあ、詳しくは後でタツヤくんに聞いといて。
簡単に言うと、彼は私を
ミケランジェロの彫刻のように
綺麗で、誰の心にも残るように照明で
浮かび上がらせたいって。
それが、本当にねえ〜〜。
まあ、あなたたちは気が合うから、
以心伝心ってことなのかも」

「でも、本当に綺麗でした。
天に呼ばれてるって感じで」
「ハハッ、まだ死なないけどね」
「そんなんじゃ、、、ところで
ミドリ先輩、下着って」

ちょっと体を離すと、
階段を昇って汗ばんでいたせいもあるだろう。
白いワンピースが体にくっついて、
透けるどころか、おっぱいも
陰毛も濡れて張り付いて浮かび上がるくらいだった。
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