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女子大生綾子の淫らなポテンシャル
第31章 ラストシーンは眩い光に艶やかに抱かれるように


会場では片付けが続く間も
ミドリのラストシーンの動揺で
ざわついていた。
当のミドリの所在がわからないので、
演出の健一が褒め称えられていた。

タツヤは、そんなことには関わらないようにと
照明室で片付けをして、綾子も手伝っていた。

と突然の来訪者が。
「おつかれ〜」
「真紀ちゃん、観に来てくれたんだ〜。
そんなこと言ってなかったのに」
「キミが緊張してるようだったからさ、
朝からソワソワしてた。
あ、夜もソワソワしてたけど」
「え?」
やっぱり気づいてたの?

「あなたが、ライトくんね、
うちの綾子がお世話になりまして」
「ちょっと真紀ちゃん、、」
「あれ?ライトくんじゃないの?」
「そうなんだけど、もう、
本人の前で、その呼び方」
「あ〜っ」
真紀は大げさに驚いた。

怪訝そうな顔をしていたタツヤも
自分のことを二人の間ではそう呼んでいるんだ
ということに気づいた。

「それにしても最後のシーン、
すごかったね。
私、教会にいるのかと思った。
実際には流れていないけど、賛美歌が
聞こえてくるようだった」

「嬉しいなあ、そんなイメージです。
それミドリ先輩に聞かせたかったな。
最後の最後のシーンは、
パイプオルガンの圧倒的で重層的な音が
光に変わった、そんな感じだったんですよ。
それを受け止める一人の女性」
「最後だけ、演出、違ってたから」
「えっと、それは、、言っちゃダメです、
きっと怒る人いるから」
「あぁ、やっぱり勝手に変えたんだ」

綾子は真紀とタツヤのやり取りを
嬉しそうに聞いていた。
「二人とも初対面とは思えないです」
「だって、キミからライトくんのことは
さんざん聞かされてたからね」
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