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女子大生綾子の淫らなポテンシャル
第33章 サイレント・スイートルーム
4

「ちょっと、綾ちゃん、
来てみて、、、」

タツヤがおととい綾子と一緒に過ごした
寝室から声をかけてきた。

ベッドの上に、
紫色のワンピースが
広げられていた。

「あ、これ、、、
昨日、ミドリ先輩と
一緒に買ったんです」

「似合いそうだね。
着替えたら?」

「これからですか』

「あのテーブルのカスミソウに
よく似合うんじゃないかな。
今日ずっと、裏方の格好だったから」

「でも、、、ミドリ先輩、、、」

「事情があって、しばらく
大学には顔出さないみたいだけど
綾ちゃんとはきっと会ってくれるんじゃないかな?」

「事情って、、、
タツヤ先輩、何か知ってるんですか」

「少しだけ、
この間の引っ越し手伝った時に、、、」

「引っ越しって、、、
こんなにいなくなっちゃうなんて、、、」

そんな時、部屋に電話が鳴った。

二人とも目が輝いた。

タツヤが受話器を取って話す。
「、、、いきなり、代わってって、、、
そんな、、、」

タツヤが綾子に受話器を手渡した。
「ミドリセンパイッ!
もう、、、なんで、、、
アタシ、、、、
でも、、、よかった、、、
話したできて、、、」
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