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女子大生綾子の淫らなポテンシャル
第33章 サイレント・スイートルーム
6

綾子はソファに座るタツヤの横に
寄り添うようにしている。
同じ公演の裏方としてずっと顔をつきあわせていた
二人の仲が急速に深まった。

おとといの夜はミドリに呼ばれて
二人で泊まり、
そのまま綾子はいろいろな初体験をした。
オーガズムでイク感覚を知り
オナニーで自分を慰めることを知り
手コキでオトコをイかせることを知った。

今も、タツヤの手が綾子の肩に回され、
時折、チュッチュッとキスをする。
綾子もそれが嬉しくてしょうがなかった。

「たっちゃん、、好き、、」
綾子が初めてそう呼んだ。
「ミドリ先輩のメッセージにも書いてあったけど、、」
「ミドリ先輩にね、タツヤ先輩ってのプライベートでは
やめて、他の呼び方にしたらって言われて、、
ずっと考えてたの」
「そうなんだ、、でもなんでそれをミドリ先輩が、、、」
「照明室にいるとき聞かれたから教えちゃった。
ダメだった?」
「ううん、いいよ、
僕は、綾ちゃんでいいかな」
「いいですよ、たっちゃん、、、」
「なんか照れるな、でもうれしい」
「よかった」

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