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女子大生綾子の淫らなポテンシャル
第33章 サイレント・スイートルーム
7

気を許した綾子が急に話を変えてきた。
「ねえ、さっき、
美穂さんと話してたでしょ。
何話してたの?ねえ、二人ってなんか接点ある?」

「なんだっけな、、キャンプのことかな、
どういうところに行ってるのとか。
僕、全国を電車で回ってるから、
キャンプに慣れてると思ったんじゃない?」
「へぇ〜、そうなんだ。
美穂さんって、キャビンアテンダント目指してるのに
そんなことも興味あるんだ」

「旅行とか好きなんじゃない?
そういえば綾ちゃんだって、部長に呼ばれて
ずっと話ししてたけど」
タツヤはそのことがずっと気がかりだった。

「呼ばれてっていうか、カオルちゃんに
呼ばれてだけど、、、」
「彼女、部長と付き合ってるのかな?」
「なんか、そんな感じ。ショートヘアも
部長に言われてって言ってたから。
昨日、ミドリ先輩と表参道に行った時に
偶然、会っちゃって、
そんなこと、ミドリ先輩にも言っちゃったから
びっくりしちゃって」

「部長とミドリ先輩付き合ってたの
知らなかったのかな?」
「どうなんだろ、幽霊部員だしね、
でも二人の接点がどこにあるのか、
不思議よ」

綾子は、自分自身がその接点であることには
全く気付く気配もなかった。
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