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女子大生綾子の淫らなポテンシャル
第34章 アタシたちの光の王国


こうなったら、今夜は、
タツヤ先輩にもやらしくなってもらおうかな。

「やだっ、綾ちゃん、そんな恰好したら
タツヤくんに、襲われちゃうよ」
試着室でミドリ先輩は、自分が選んだにもかかわらず
そんなこと言ってた。
「そんなこと先輩はしないです〜」

「わからないわよ〜、男なんて
みんなオオカミなんだから。
まあタツヤくんは、
満月の晩でも、柴犬くらいにしか
変わらないかもね。
やさしいから」

このスイートルームだから
着てられるけど、
他に着れる機会なんてなかなかなさそう。
行ったことはないけど
タツヤ先輩のアパートでこんな恰好したら
浮きまくるに決まってる。

タツヤ先輩の部屋、ここからも
そんなに遠くないんだよね。
今度あそびにいきたいな。
でも男の人の一人暮らしって
どんななんだろ。
ちょっと怖いけど、、、

あんまりまたしちゃ悪いわよね。
さ、勇気を出して行くわよ、綾ちゃん。

そう自分に言い聞かせると
綾子はスケスケのナイトガウンを
ひらひらさせながら、
リビングのドアを開けた。

いっぱいの愛を込めて、
「たっちゃん、お待たせしましたぁ♡」
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