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女子大生綾子の淫らなポテンシャル
第48章 アロマの淫香


「え?そうなの?」


綾子は思わず振り返ってしまった。


「そんなに驚かなくてもいいのに」


バージンというのにも驚いたけれど
ルカの格好も、いつの間に?
という姿になっていた。


ルカは気づいたら
綾子の膝の裏あたりに跨って
太もものマッサージをしてくれていた。
その上半身は制服を脱ぎ、
真っ白でロングのノースリーブ姿になっていた。


どうしても「ボク」と呼ぶのが
気になってしまうけれど、
その姿は、オンナそのもので、
綾子よりは背は小さいのに、
胸も程よい大きさかもしれない。


「もぉ、そんなに
見つめないでよ、
恥ずかしいからさ」
「だってさっきまで
ホテルの制服でパンツルックだったから、
全然違うな〜って」


「当たり前だよ、
制服でマッサージなんて
できないんだから。
でもこんな姿、ミドリにしか
見せたことないよ」
「ルカって、
女の子の格好したら、
すごく可愛いのね」


「こう見えても美少女キャラだったからさ。
モテモテだったよ、
男からも女の子からも。

でも、そういうのって
相手にしてると面倒だから、
髪もショートにして、
ボクっていうようになって、
みんなを遠ざけるようになったんだよね。

だから男となんて誰とも付き合ったことないし、
バージンって訳」


「じゃあ、さっきバスに乗ってた時の
ロングヘアは?
自毛でさ、ウイッグ作ってもらったんだ。
たまに気分転換したくなるし」
「そうなんだぁ、
でも、ホント、美少女だったな」


「綾子に言われると嬉しいなぁ。
ボクが心を開く、二人目の人になるのかなぁ」
「ひとり目は、ミドリ先輩ってこと?」
「正解!」
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