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女子大生綾子の淫らなポテンシャル
第50章 貝合わせの愉悦
9
きっと愉悦の時間が待ち受けているに違いない。
でも、それは、今日の二人の関係が
終わりに近づくことも意味していた。
「好きな人とそんなにすぐに
別れちゃうのかな?」
「どうだろ、ボク、
お付き合いなんてしたことないからな」
「ミドリ先輩は?」
「悦ばせてはあげてるけど、
付き合うって感じじゃないよ。
それに遠くに行っちゃうし。
そうそう会えないと思うよ。
それはお互い分かってるから」
「なんか、寂しいわね」
「そんなことないよ。
ボクには綾子がいるから」
「何言ってるのよ、アタシは
ルカのものじゃないよ」
「まあタツヤさんと別れたら、
いつでもボクのところにおいでよ。
ミドリもいなくなって、当面フリーだからさ。
綾子と付き合ってあげてもいいよ」
「もぉ、何言ってるのよ、
アタシとたっちゃんの初体験、
応援してくれるんでしょ。
それがなんでこんなことになっちゃったんだか」
これで最後とさっき言ってたけど、
本当にそうなるのか綾子には
自信がなかった。
ルカとのこうした睦ごとは、
決していやではなかったからだ。
自分でもなんでだろうと思ったけれど、
よくわからなかった。
「そうだった、忘れてた。
タツヤさん、待ちくたびれてるかな」
「でも、これ、するんでしょ、
貝合わせ」
「そんなに合わせたい?」
「何言ってるのよ、ルカが言い出したんでしょ」
「そうだったぁ。
じゃああとちょっとだけ」
そういうとお互い、体を少し話した。
合わさるところを見たい、という思いは
一緒だったらしい。
上体を後ろに倒し、腰を突き出して、
下の唇を近づけていく。
きっと愉悦の時間が待ち受けているに違いない。
でも、それは、今日の二人の関係が
終わりに近づくことも意味していた。
「好きな人とそんなにすぐに
別れちゃうのかな?」
「どうだろ、ボク、
お付き合いなんてしたことないからな」
「ミドリ先輩は?」
「悦ばせてはあげてるけど、
付き合うって感じじゃないよ。
それに遠くに行っちゃうし。
そうそう会えないと思うよ。
それはお互い分かってるから」
「なんか、寂しいわね」
「そんなことないよ。
ボクには綾子がいるから」
「何言ってるのよ、アタシは
ルカのものじゃないよ」
「まあタツヤさんと別れたら、
いつでもボクのところにおいでよ。
ミドリもいなくなって、当面フリーだからさ。
綾子と付き合ってあげてもいいよ」
「もぉ、何言ってるのよ、
アタシとたっちゃんの初体験、
応援してくれるんでしょ。
それがなんでこんなことになっちゃったんだか」
これで最後とさっき言ってたけど、
本当にそうなるのか綾子には
自信がなかった。
ルカとのこうした睦ごとは、
決していやではなかったからだ。
自分でもなんでだろうと思ったけれど、
よくわからなかった。
「そうだった、忘れてた。
タツヤさん、待ちくたびれてるかな」
「でも、これ、するんでしょ、
貝合わせ」
「そんなに合わせたい?」
「何言ってるのよ、ルカが言い出したんでしょ」
「そうだったぁ。
じゃああとちょっとだけ」
そういうとお互い、体を少し話した。
合わさるところを見たい、という思いは
一緒だったらしい。
上体を後ろに倒し、腰を突き出して、
下の唇を近づけていく。