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女子大生綾子の淫らなポテンシャル
第56章 嵌められた主艶女優




これ以上、男とはうまくやっていくのは
無理かもしれない、
ミドリはそう思うようになっていた。
けれど淫乱に育ったカラダの疼きは、
自分ではどうしようもなかった。


そんな時にルカは、
ミドリのカラダを慈しむように
愛撫して、舐めてくれたのだ。


「こんなことするの、
ボク、ミドリが初めてだからね。
オンナのカラダに興味なんてないし。
でも、ミドリのカラダには
興味あるな」


それまで、整体やマッサージをしてもらう時も
全裸になることはあったけれど、
ルカが、何かオンナの部分を
必要以上に触ってくることはなかった。


ミドリも、女同士の関係には
関心はなかったし、
ルカの触り方も特にいやらしさもなかったのだ。


でもこの時のルカは、違っていた。
ミドリのオンナとしての悦びを引き出すように
撫で、舐め、愛してくれた。


ミドリのカラダの疼きは
絶頂に次ぐ絶頂の連続で解消してもらえたのだ。
ルカは、ミドリには何も求めてこなかった。
だから、愛されるだけ愛され、
昇れるだけ昇りつめることができた。


性愛はオトコとするもの、
そう頭から信じていたミドリに
想像もできないくらいの極上の悦びが
ルカによってもたらされたのだ。


オンナに生まれてよかった、
ルカに愛されてよかった、
そう思える時間がもたらされた。


もはや、ルカは、
ミドリのことは
ココロもカラダも知り尽くしていた。


私は、ルカの、オンナ。
私のカラダは、ルカの、もの。
いつしかそう思うようにまでなっていた。



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