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女子大生綾子の淫らなポテンシャル
第58章 闇の上映会・レモンスカッシュの片思い
2
「どうこれ?愛があると思わない?
俺なりにさ、彼女のラブレターの
返事と思ってまとめたんだよね。
もちろん、いろいろ協力もしてもらったけどね」
「って、これのどこが、
俺の見たい映像なんだよ。きれいすぎるだろ。
こんなのフツーにミドリちゃん、大喜びだよ。
ホントは、撮れてなんかないんだろ、ケン」
次の瞬間、
画面が真っ黄色になった。
トントントントン、包丁とまな板の音がする。
レモンの輪切りが次々と出来ている。
瓶詰めされるレモンに大量のハチミツが垂らされる。
そこにさらに加えられたものがアップになる。
「あ、これ、、、アレ?」
「そう、、、あれ。
ヒロにもらったやつ」
瓶に入った催淫剤をあらかじめ砕いておいたらしい。
次の瞬間、レモンスカッシュを飲むミドリの顔のアップ。
催淫剤入りのものだろう。ゴクゴクと飲んでいる。
「ヤダぁ、健一さん、飲んでるところ
こんな近くで、撮らないで下さい〜、
恥ずかしいですよぉ」
健一の部屋のリビングのようだった。
「じゃあ、もう一回、ナレーションのところ、
行ってみようか、この作品の肝だからね。
あ、でも時間大丈夫かな?終電そろそろじゃない?」
「大丈夫です、OK出るまで、頑張りますから。
間に合わなかったら、、、
また泊めてもらってもいいですか?」
「こっちはいいけどね。
あ、この間、泊まってった時のトレーナー、
クリーニング出しといたから、
よかったら使って」
「健一さん、いつも、やさしいんですね」
「演出もやさしければいいいのに、だろ?」
「ははっ、バレました?」
そんなやり取りまで入っている。
そしてナレーション録り。
「夏の空、白い雲、レモンスカッシュ、
シュワシュワと、はじけて消えた、あなたの、後ろ姿」
ミドリの顔のアップで静止画像、
同じナレーションがリフレインされる。
やがて、その声に、別な声が重なってくる。
「、、、ぁっ、、、ぁぁっ、、、
ぃっ、、、ぃぃっ、、、」
ミドリの顔の画像が暗闇に溶けるように消えていく。
その暗闇に、やがて声の主の姿が
ぼんやりと浮かび上がってきた。
ヒロフミが、身を乗り出して
画面を見つめた。
「どうこれ?愛があると思わない?
俺なりにさ、彼女のラブレターの
返事と思ってまとめたんだよね。
もちろん、いろいろ協力もしてもらったけどね」
「って、これのどこが、
俺の見たい映像なんだよ。きれいすぎるだろ。
こんなのフツーにミドリちゃん、大喜びだよ。
ホントは、撮れてなんかないんだろ、ケン」
次の瞬間、
画面が真っ黄色になった。
トントントントン、包丁とまな板の音がする。
レモンの輪切りが次々と出来ている。
瓶詰めされるレモンに大量のハチミツが垂らされる。
そこにさらに加えられたものがアップになる。
「あ、これ、、、アレ?」
「そう、、、あれ。
ヒロにもらったやつ」
瓶に入った催淫剤をあらかじめ砕いておいたらしい。
次の瞬間、レモンスカッシュを飲むミドリの顔のアップ。
催淫剤入りのものだろう。ゴクゴクと飲んでいる。
「ヤダぁ、健一さん、飲んでるところ
こんな近くで、撮らないで下さい〜、
恥ずかしいですよぉ」
健一の部屋のリビングのようだった。
「じゃあ、もう一回、ナレーションのところ、
行ってみようか、この作品の肝だからね。
あ、でも時間大丈夫かな?終電そろそろじゃない?」
「大丈夫です、OK出るまで、頑張りますから。
間に合わなかったら、、、
また泊めてもらってもいいですか?」
「こっちはいいけどね。
あ、この間、泊まってった時のトレーナー、
クリーニング出しといたから、
よかったら使って」
「健一さん、いつも、やさしいんですね」
「演出もやさしければいいいのに、だろ?」
「ははっ、バレました?」
そんなやり取りまで入っている。
そしてナレーション録り。
「夏の空、白い雲、レモンスカッシュ、
シュワシュワと、はじけて消えた、あなたの、後ろ姿」
ミドリの顔のアップで静止画像、
同じナレーションがリフレインされる。
やがて、その声に、別な声が重なってくる。
「、、、ぁっ、、、ぁぁっ、、、
ぃっ、、、ぃぃっ、、、」
ミドリの顔の画像が暗闇に溶けるように消えていく。
その暗闇に、やがて声の主の姿が
ぼんやりと浮かび上がってきた。
ヒロフミが、身を乗り出して
画面を見つめた。