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女子大生綾子の淫らなポテンシャル
第58章 闇の上映会・レモンスカッシュの片思い
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「ぅっ、、、くっっ、、、ぁぁっ、、、
ひゃぁぃっ、、、ぃぃっ」


暗い画面の中、ぼんやりと何かが蠢いている。
途切れ途切れ聞こえてくる
何かを堪えているような切ない女の声。
子猫のように甘い啼き声も混ざっている。


「おい、これって、
まさか、ケン」
「そうそう、我らがヒロイン、
<夜の主艶女優>のお出ましだよ。
演技してる時も強く透明感があっていいけどさ、
遠くまで届く感じでいいんだけどさ、
こっちの声もさ、案外、
可愛くていいんだよね〜」


「そうだな、か細くて、
切れそうな弱々しさがあるのに
途切れない感じでさ」
「リアルタイムで覗いてたんだけど、
これには、オレも驚いちゃってさ、
こんなのまったく期待してなかったから」


真っ暗に見えた画面が、
少しずつ鮮明になっていく。
カラー撮影できる暗視スコープが
常夜灯のかすかな明かりを拾いながら
ベッドの上を映し出した。


その上では、ミドリが
体をくねくねと揺すりながら
時折、寝返りを打つように動いていた。
プライベート中のプライベートが
隠し撮られていたのだ。



天井からの画像に
ベッドの真横からの画像も加わって
二分割に編集されている。
ミドリが、健一が渡したトレーナー姿で
ベッドの上に横たわってる。
でも寝てしまったのではない。
横からの画像だと手の動きもよくわかる。


「ぃっ、、、ぃぃっ、
ぁあっ、、、それ、、、だめっっ、、、」


ミドリの声が少し大きくなった。
その手が、トレーナーの下に
潜り込んでモゾモゾとしている。


左手は上半身、そして右手は下半身だ。
弄るような動きをして
ミドリ自身を慰めているのがわかった。
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