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第59章 主演女優・嵌められた新性活

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もちろん一人になりたいわけではない。
そんなカラダの状態さえなければ
健一と過ごしているこの時間は
ミドリにとって嬉しいものだった。


ただ、勃起がおさまらない乳首は
動くたびにブラの内側で擦られ続け、
包皮から剥き出しになっているクリトリスは
風でスカートが揺れるたびに
ノーパンで直接スカートの生地が当たり、
愛撫のような刺激を受けている。


まるで昨夜、部屋に泊まらせてもらって
一人になって指で慰めるしか仕方がなかった
時のように、カラダは熱くなり、
性感は増す一方だった。


犬の散歩をしている人や
ジョギングしている人が
撮影されているミドリの美しさを横目で
気にしながら通り過ぎていく。


まさかノーパンで昂奮しているなんて
誰も思わないだろう。
朝の爽やかな風が抜ける公園で、
そんな人たちにも、
目の前の健一にも知られないままに、
朝から官能の炎を燃え盛らせていた。


アタシ、発情期なのかしら、
あの忌まわしい経験をさせられた
女子高生時代以来、
男に抱かれることもなかったけど、
女子大生になって知らないうちに
カラダも発達したのかな？


それとも、これが大人の恋心なの？
恋するオンナは、こんな淫らにも
なってしまうのかしら？
ミドリには自分の心も体も
状態がわかっっていなかった。


もちろんそれは、健一に薬を飲まされ、
カラダにも塗られていたせいではあったけれど、
ミドリが健一を好きになっているのは
なんのせいでもない、
自らの本心だから、淫らな状態も
受け入れてしまっていた。