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女子大生綾子の淫らなポテンシャル
第59章 主演女優・嵌められた新性活
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「そんなエロいことしないよ。
きっとしばらくは、
フツーなのを味あわせてもらうよ。
いきなり、肉欲な感じ見ちゃったからさ、
味わうには
バランスが大切っていうの?
淫乱と清楚と気品とね。
だから、ちょっとあっさり目でね。
薬もしばらく使わなくていいかな」


「おっ、ケン、やさしいこと言うね〜。
本気で好きになっちゃったとか?」
「ま、いい女優であることは確かだからさ、
そっちをまずは伸ばしてやるかな」
「でもその先に、、、
ってことだろ」
「へへへっ」
「あ〜その顔、悪すぎ〜」



この時以来、
ミドリが健一と稽古以外で話す場面は
なくなってしまった。
ミドリはただ恋心を募らせるだけで、
健一のシナリオのレールに
乗せられているとは思っても見ないだろう。


ミドリが夢に描いた健一との生活は
幻のように浮かんだままだ。
健一さんと一緒にいたい、なんとかしなければ、
そう思い立って、
初日の公演が終わった後、
ようやくラブレターを渡すことができたのだ。


でもその返事は、翌日になってもこなかった。
健一は、演技の修正点は支持してくれても
ラブレターへの反応はなかった。
いつもの栄養ドリンクもくれなかった。


自分でもこの公演の主演女優という自負はあった。
でもそのプライドをいきなり
打ち砕かれてしまうほどの
健一の対応だった。


その日の演技は、心ここに在らず、
そんな感じで自分でも
うまくいかなかった。
健一にはフラれ、女優としても失格。
どん底にまで落ち込んでしまった。


片付けが終わった後、
誰もいなくなったホール。
客席に座ってぼんやりと
ステージを見つめていると
後ろから声がかけられた。


「今度の休演日さ、
時間あったら、撮影、
したいんだけど、どう?」
振り返ると、健一だった。
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