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女子大生綾子の淫らなポテンシャル
第59章 主演女優・嵌められた新性活
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健一に強く抱きしめられ、
「初めて会った時から、
ずっと好きだったんだよ」
そう囁かれ、
ミドリもポーッとしていた。


「初めて会った時から」
そんな嬉しい言葉はなかった。
ずっと私のこと見てくれていたのね。


弾んだ心が浮いている。
雲の上を歩くような気持ち、とは
このことを言うのだろう、
まさにふわふわしていた。


気がついたら、健一のマンションにいて、
この間、泊めてもらった部屋の
ベッドで健一に服を脱がされていた。
あまりにも自然の成り行きだった。


もはや、ミドリにとっては
ここが自分の部屋のようにも思える、
そんな安心感すらあった。


この間の夜、妄想していたことが
現実になっていることは、
喜び以外の何物でもなかった。
あの時は独り寝だったけれど、
今は健一がいる。
しかも、健一は、何をするにも丁寧で
自分を優しく扱ってくれる。


部屋が明るいのは恥ずかしかったけれど、
服を脱がされるのにも抵抗はなかった。
健一の女性経験は知らないけれど
きっとそれなりにあるのだろう。
下着を外すのも慣れた感じがあった。


でもそんなことは気にもならず、
落ち着きはらった感じにかえって
身を任せられる安心感があった。
これこそがミドリが望んでいた大人の恋愛だった。


ただ一つ、望んでいないことがあるとすれば、
二人が部屋に入ってしばらくして
合鍵を持った男が入ってきたことだ。
さっき、ホールで二人を盗撮をしていた
ヒロフミに他ならない。


二人がいる寝室に耳をそばだてながら素通りすると
奥にある編集部屋に入った。
そこには、モニターが幾つも並んでいた。
その画面の中では、
股を開かされたミドリが正常位で
まさに健一に挿入される瞬間だった。


「お〜、間に合った〜。
ケンも急に呼び出すからなぁ。
まぁ、明日の朝まで、
二人の初夜を見届けてあげますか」
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