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第59章 主演女優・嵌められた新性活

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初めて抱かれた夜に、
アナルなんて恥ずかしい部分までも
いじられたりしてミドリも動揺してしまった。


バックスタイルで、お尻の穴に指を挿れられたまま
カラダを仰け反らせて
アクメを極めてしまった。
感じたことがない、不思議な心地よさはあったけれど、
やっぱり恥ずかしすぎる。


ここを使って愛し合うなんて、
やっぱり信じられないし、
またされるのは拒みたいくらいだ。


ただそのこと以上に、健一と見つめ合い、
囁きあうだけで愛の喜びの瞬間に心震わせ、
抱かれることでカラダにもたらされた快楽は
アナルを弄られた恥ずかしさを
上書きしてしまうくらいに
ミドリを満たしてくれるものだった。


主演女優に抜擢され、健一から演出を受け、
映像作品にも関わるようになる中で
ミドリの心は当然のように健一に惹かれていった。


まさか、ミドリの知らないところで
催淫剤を飲まされたり塗られたりも、
密かに進行している闇のシナリオのせい
とは気づかないままに、
ミドリが思う以上に
自然とカラダも健一を欲するようになっていた。


そんな状態が何週間も続いた後に、
夢に見ていた健一との二人だけ時間が
ようやく訪れたのだ。
ミドリは新たな日々の始まりが
嬉しくて仕方がなかった。


女子高生時代の歪んだ恋愛の
記憶を断ち切り、
新たな生活が始まるのだと
信じて疑わなかった。


健一さん、大好き、
先に寝てしまっていた健一の唇を
指先で撫でながら、
朝まで健一の胸の中で眠った。