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女子大生綾子の淫らなポテンシャル
第59章 主演女優・嵌められた新性活
32
健一との新生活がスタートした
その初っ端から、
まさかの闖入者が現れたのだ。
しかし、まさか、と思っているのは
ミドリただ一人だ。
これが、ミドリの知らないところで
進行している「闇のシナリオ」だとは
思うわけもないだろう。
昨夜、公演終了後、
「ミドリちゃん、良かったよ〜、
公演成功、間違いないな」
そう声をかけてくれた放送研究部の
ヒロフミ部長だった。
以前、健一の稽古との時に
厳しくされて困っていたミドリに
やさしくアドバイスしてくれて、
ここの住所を教えてくれたのもヒロフミだ。
あのことがきっかけで
健一のマンションに泊まるようにもなり
一緒に映像作品も作るようになった。
そういう意味では、
ミドリにとっては、
健一との関係が進むことになった恩人、
とも言えるべき存在だった。
健一さんとは、親しい関係というのは
知っていたけれど、
ヒロフミ部長が来るなんて、
聞かされてなかった。
しかも、健一に抱かれた翌朝の
こんな姿でいるところで
また顔を合わせてしまうなんて。
いったいいつ来たのだろう?
ずっとここにいたのかな?
「どうしてって、
ミドリちゃんこそ、どうして?
そんなセクシーな格好しちゃって?
あ、もしかして、オレのこと
誘惑しに来てくれたの?」
「そんな、違いますったら」
「あ、珈琲入れてるんだけど、飲む?」
ミドリの動揺をよそに、
ヒロフミが平然とした態度でいるのが
ミドリには理解できなかった。
「あ、シャワー浴びてきたばっかりか。
だったら冷たいもののほうがいいかな?
これこれ、健一のやつ
最近、レモンスカッシュに
凝っちゃってるみたいで、
自分で特製の作ってるんだよね」
健一との新生活がスタートした
その初っ端から、
まさかの闖入者が現れたのだ。
しかし、まさか、と思っているのは
ミドリただ一人だ。
これが、ミドリの知らないところで
進行している「闇のシナリオ」だとは
思うわけもないだろう。
昨夜、公演終了後、
「ミドリちゃん、良かったよ〜、
公演成功、間違いないな」
そう声をかけてくれた放送研究部の
ヒロフミ部長だった。
以前、健一の稽古との時に
厳しくされて困っていたミドリに
やさしくアドバイスしてくれて、
ここの住所を教えてくれたのもヒロフミだ。
あのことがきっかけで
健一のマンションに泊まるようにもなり
一緒に映像作品も作るようになった。
そういう意味では、
ミドリにとっては、
健一との関係が進むことになった恩人、
とも言えるべき存在だった。
健一さんとは、親しい関係というのは
知っていたけれど、
ヒロフミ部長が来るなんて、
聞かされてなかった。
しかも、健一に抱かれた翌朝の
こんな姿でいるところで
また顔を合わせてしまうなんて。
いったいいつ来たのだろう?
ずっとここにいたのかな?
「どうしてって、
ミドリちゃんこそ、どうして?
そんなセクシーな格好しちゃって?
あ、もしかして、オレのこと
誘惑しに来てくれたの?」
「そんな、違いますったら」
「あ、珈琲入れてるんだけど、飲む?」
ミドリの動揺をよそに、
ヒロフミが平然とした態度でいるのが
ミドリには理解できなかった。
「あ、シャワー浴びてきたばっかりか。
だったら冷たいもののほうがいいかな?
これこれ、健一のやつ
最近、レモンスカッシュに
凝っちゃってるみたいで、
自分で特製の作ってるんだよね」