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女子大生綾子の淫らなポテンシャル
第61章 仕掛けられた罠・淫魔の触手




多少のミドリの抵抗があったものの
その計画は健一の期待通りに進んだ。


部室の奥にあるアナウンスブース、
朗読をとったり、
ラジオのような番組を作ったり
かなり本格的だ。


ミドリにも演出の話があると
呼んでおいて、
頃合いを見計らって、
フェラチオをさせていたのだ。


最近、ミドリから
少しずつ距離を置かれるようになっていて、
家には泊まりに来なくなった。
セックスもここのところご無沙汰だ。


ただ、恋人同士の関係がなくなったわけではない。
「頼むよミドリ、ムラムラしちゃってさぁ」
そう言って、ここでミドリの口で
しゃぶらせていたのだ。


もちろん、嫌がられたけれど、
ミドリ自身、その公演が
最後だと決めていたから
演出家でもある健一とは
波風は立てたくはなかった。


とにかく、逝かせちゃえば
それで終わるんだから、
フェラくらいで満足してくれるんだったら、
ま、それでもいいか、
そう自分に言い聞かせて、
ミドリは健一の股間に跪いて
おしゃぶりを始めていた。


ただ、これまでのように
ねっとりと舐めまわしたりとか、
愛するような行為をせずに、
ぱっくりと加えて、
頭を前後にスライドさせて、
まるで商売女のように感情もなく、
射精まで一気に追い込もうとした。


ただ、いつもより
健一は、長く耐えていた。
いつもより大きくなっている
気もしていた。


それには理由があった。
観客に見せつけていたからだ。


時間通りにやってきた綾子とタツヤが
ドアの隙間から覗いているのがわかって、
健一はすこぶる昂奮していた。
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