パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第61章 仕掛けられた罠・淫魔の触手

７



綾子とタツヤは、
一度部室をあとにして、
数分後にまたやってきた。
何事もなかったかのように
健一とミドリが話していた。


綾子はこっそりとミドリの
口元を見てしまった。


あの唇でさっき、健一部長の
おちんちん、咥えてたんだわ、
口紅もハゲちゃってる。


健一は、そんな様子を見ながら
まだまだ始まったばかりだから、綾子。
でも楽しみだぜ。


さっきは逝く瞬間に、
綾子って叫んでみたけど、どうだったかな？
ミドリにはバレなくてよかったけど、
綾子には聞こえてたよな？
ヘヘッ。


このタツヤってやつと、
あとで、きっと今見てたこととか
話すんだろ？
綾子だって試してみればいいんじゃないか？


ちょっとはさ、俺のために
練習しておいてくれよな。
バージン相手にするのって、
厄介だからさ。


愛とかそんな面倒なことはさ、
こっちは、どうでもいいから、
せいぜい、二人で恋愛ごっこでもして、
それなりに感度もよくなっといてくれよ。
オレが、もっともっと
深い、淫獄に突き落としてやるから。


綾子にふさわしいシナリオを
書いてやるからな、
それまでにバージンなんて、
卒業しといてくれよ。


健一の淫魔の触手が
綾子を絡め取る準備が着々と
進んでいった。


この段階では、
健一にとってミドリは、
女子アナにもなる、美人の主演女優を
恋人にしている、というステータス、
見栄えだけのための存在に
なりつつあった。


一方のミドリも、
健一との関係を清算したいと
願い始めていた。